
映画化もされた「姑獲鳥の夏」
京極夏彦の小説って幽霊本だと思ってたけど、ぜんぜん違った。
幽霊なんて出てこない。凄く現実的な話だ。
とにかく、登場人物のキャラが濃い。
黙っていれば眉目秀麗のお坊ちゃまなのに、中身はめちゃくちゃな探偵。
昔、鬱病を患って対人恐怖症、暗くて売れない私小説家。
やたら話が長いが内容は理路整然としていて
その話術で憑物をおとす古本屋の主人。しかも神主で陰陽師。
などなど。
どんどん、引き込まれていく。面白い。
私は観てないけれど、映画では原作の世界を表現しきれてなかった、らしい。
映画を観て面白いと思った人もつまんないと思った人も
小説で読むことをオススメします。
『京極堂シリーズ』読破するぞー!
*STORY*
「20箇月もの間子供を身篭っていることが出来ると思うかい?」
小説家が友人の古本屋の主人の家を訪ねて問う。
医院の娘にまつわるこの噂。しかもその夫は密室で消えたらしい。
探偵、刑事も加わってこの謎の究明に挑む。
そして調べていくうちに、他にも謎が絡んで来て……。